アイデンティティの探し方
写真展とか美術館に行くことは自分探しである、らしい。
たとえば、ゴッホのひまわりをみてみる。
おばあちゃん家のひまわりや、ゴッホ好きな美術の先生を思い出したり、きいろは明るくって好きって感じたり、することで自分がどんな人間であるか少しでも分かるからだそう。
ひまわりを見るためにおばあちゃんの家に何度も通ってた子供のころ、仲が良かったひげの美術の先生がいた中学生活、明るいきいろが好きな自分。
すべてがわたしのアイデンティティー。
思って感じて、自分がどんな形をしてるのか知ろうとする行為。
だから、人は何かを見たがって知りたがるらしい。
それは対象の面白さを見いだすためではなくて、自分の思いや感じを得て、自分を探すため。無意識的なもの。
だから、自分が何が好きだとか、どう思ったとかは、絶対に絶対に大切にとっておいたほうが良いと思う。押し殺してはいけない。
いつか必ず、自分の助けになると思うから。
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