ふじめ

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筆箱につまった夢

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電車に乗っていたら、小学生が筆箱を見せ合ってコソコソ。

うわあ、懐かしいって感じた。

筆箱って小学生の私にとっては、宝箱だったなあ。

お気に入りの鉛筆を自慢したり、においつき練り消しを盗まれたり、学校では禁止のシャーペンを持ち込んだり、ともだりからのお手紙を入れたり。

夢の宝庫だったな。

今の私の筆箱ときたら、必要最低限のみ。

無駄なものが、小学生の私にとってどれだけの意味を持っていたか。

あのときの筆箱にもういちど...!

 

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