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ジョルジュ・サンドを知ってるか

ジョルジュ・サンドはナポレオンが帝政を始めた1800年代のフランスの女性文学者。

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彼女は当時のフランスでは考えられない、革新的ファッションをしていたそう。

ちなみに、当時の服と言えば、

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こんな感じ。(『ラ・モード』誌より)

女性らしさが重要だったから、ウエストはキュッと胸はボンッとなっていることが理想だったみたい。女性服を着る人なら分かると思うけど、こういうスタイルって締め付けられて苦しいし、長時間着てられないのよね。

当時のフランス人はこれが毎日だった。でも、サンドはこのスタイルが気に入らなかった。彼女は、美術館、劇場、文学や政治の社交場とか、外に出かけることが大好きな人だったみたい。でも外出するとなると、どうしても不便なスタイル。そこで彼女はオーダーメイドで男性服を自分サイズで仕立ててもらって、それを普段着にした。そして、行動範囲が広がった。

ファッションの意味って大きいなって思った。ファッションは見た目だけじゃなくて、ライフスタイルまで変えてしまうんだよね。

サンドは自分の理想のライフスタイルの為に、周りが揶揄するのも気にせず自分を貫いた女性。

ジョルジュ・サンド、かっこいいわ。